転職

中小零細企業のメリットとデメリットを現役の社員が暴露

まずはメリットから紹介していきます。

世間では大企業=勝ち組で、みんなが知っている有名企業で働き、高給をもらって都心のオフィスビルで働くという成功者のイメージがあるかもしれません。

しかしこの記事では大企業で務めることだけが正解でないことや、中小企業だからこそのメリットとデメリットがあることを中小企業に勤めて7年になるいち中小企業社員が紹介したいと思います!

中小企業のメリット①
若いうちから経営全体に関われる

まず大きなメリットといえるのが、入社後早くから経営全体に関わることができる点です!

中小企業では、働く人数が少ない分、若い時から会社全体に関わり、責任をもって仕事をすることができます。

大企業では経営の全体に携われるような責任あるポジションで働けるのは早くても40代後半、企業によっては50代以上になってからではないでしょうか?

中小企業ではそのようなことはなく、20代後半遅くとも30代後半にはマネジメント職に就き会社の経営部門への提案ができます

また、転職で中所企業に入社した場合でも同様のことが言えます。

中小企業には社内に経営全体を見ることができる人材が育っていない場合もあり、転職者に対して即戦力で力を発揮してほしい、会社を改革できるような人に来てほしいというニーズで採用を行っているケースもあるのではないでしょうか?

管理職として入社した人は、早くから経営会議などにも参加できる可能性も高いでしょう。

中小企業のメリット②
チャレンジができ、自分の成長が実感できる



中小企業での仕事には、自分のチャレンジや成長が実感できるというメリットもあります!

大企業の場合どうしても自分の企画や提案が通る速度が遅いです。

自分一人だけですべての企画を考え抜くことも少なくなりますし、直属の上司にOKをもらったとしても、大きな案件の場合、役員会議まで何度も承認を取らないと物事が動かないということが非常に多くあります。

GOサインが出るまでに何か月もかかったりすることはよくあることです。

しかし、中小企業の場合は、決定権がある役員までの人数が少ないので距離が近く、その企画や提案が通るか通らないかの判断スピード早いのが特徴です。

数十人以下の規模の企業の場合などでは、時には直接社長に意見を伝えて即決された。ということもあり得ます。

大きなポジションを任せてもらえるので、大企業の一員として働き続けるよりも、自分自身のスキルが磨かれ、成長につながります。

 

中小企業のメリット③
自分の働きの影響を実感できる

さらに中小企業のメリットとして、一人一人の力が大きく影響する。という点が挙げられます!
従業員数が少ないので、個々の働きによる違いが如実に結果といて現れてきます。

私の会社でも、転職してきた方が部長職につき、今までの人事制度の給与体系と大きく違った内容の導入を決断しました。

それによって退職者が大きく減り、人材の定着が進むようになるなど大きな変化が現れました。
大車輪でどんどん案件を進めていったので、わずか2年くらいの間のことです。

中小企業では、1人の力によって速いスピードでそういった仕事を行っていくことも可能なのです。

中小企業のメリット
まとめ

  1. 若いうちから経営全体に関われる
  2. チャレンジし、自分の成長が実感できる
  3. 自分の働きの影響を実感できる

以上3つの事項が中小企業に勤める際のメリットです!

物事の全体像を捉え、そこに影響力を発揮していきたいと考える人、自分から問題意識をもって提案改善を行っていきたい人、自分自身の仕事のスキルを向上させていきたい人には向いていると思います。

全国には人材を求めている可能性を秘めた中小企業がたくさんあります。この記事を参考にしていただき、中小企業に勤めることも選択肢に入れていただければと思います!

ここからはデメリットの紹介です。

中小企業は、大企業に比べて若いうちから重要な仕事に携われるとか、自分の成長を実感しやすいなどメリットもたくさんあります!

しかし、中小企業だからこそのデメリットがることを中小企業に勤めて7年になるいち中小企業社員が紹介したいと思います。

中小企業のデメリット①
知名度がなく信用力が低い

中小企業のデメリットの1つに知名度がない、信用力が低いということが挙げられます!

知らない方に自己紹介する場合、同じ業界であっても自分の会社が知られていないことがあり、会社名を名乗っても分かる人がほとんどいないという状況があります。

私も今の会社に就職が決まり、家族や親族、友人に会社の名前を伝えても「何を作っている会社?」、「そんな無名の会社に就職して大丈夫か?」、「すぐ潰れるんじゃないの?」等等散々な言われようでした。(笑)

もちろん務めている会社の知名度だけが、人付き合いを左右するわけではないのですが、知名度がない企業に勤めるよりは、知名度がある企業に勤めているほうが気分的には心地よい場合があります。

大企業に勤めていると、そのこと自体が自信ややりがいにつながる場合もあるため、知名度がない中小企業と比べると相対的に世間体がよくなくなる場合もあります。

また、中小企業は大企業と比較すると信用力が低いです!資金調達がしづらく、大きな事業を行いづらい、資金繰りに生き詰まりやすいなどの問題があります。

勤める人にとっては住宅ローンなどのお金を借りる場合に中小企業の場合は収入の安定性に欠けるという評価を受けてしまい、思ったように借り入れができない場合があります。

借入の審査では収入の多い少ないということだけでなく、勤め先企業の信用力も重要な要素になってきます。不安定な企業であればいつ失業してしまうかわからず、不安で貸せないということになるからです。

中小企業のデメリット②
雇用や賃金が不安定になり給料水準が低い

中小企業は大企業と比較すると経営が不安定になりがちです!

私も2年前に会社があまりにも経営不振で、社員に希望退職者を募ったり、レクリエーション(会社飲み会、年末のクリスマスケーキ配布など)削減、ボーナスの減額、給料の昇給なしなど散々な状態でした(泣)

中小企業は事業範囲が狭いこと、営業範囲が狭いこと、顧客が少ないことなどから売り上げは少なく、ある事業が傾く、営業地域が衰退する、主要な顧客が離れてしまうなどの影響から売り上げが大幅に減少して経営危機に陥ってしまうことがあるのです。

大企業であれば、事業のリスクを分散させることができますし、資金に余裕があれば多少の景気変動は乗り越えることができます。

経営が不安定になりやすいということは雇用や賃金が不安定になりやすいということになります。

一部の中小企業では、厳密にルールが守られないまま本人が自主的にやめるように仕向けて、事実上解雇を簡単に行ってしまう場合があります。

また、一般的に中小企業は大企業よりも給料水準が低くなります。退職金制度も大企業と比較すると見劣りする場合がほとんどです。

中小企業では、ブランド力がない、大規模化による生産性の改善が図りづらい、事業範囲が狭い、下請け的な仕事になりやすい、組織的な業務運営が行われづらい、人材の計画的な育成が行われないなどの様々な理由から大企業と比較すると収益性が低いことが原因と考えられます。

中小企業のデメリット③
福利厚生、設備、人手が不十分

大企業と比べると中小企業は経営に余裕がなく、福利厚生制度がほとんどないということも珍しくありません!

特に重要なのが、病気やケガをして長期間休まなければならなくなった場合ですが、大企業であれば独自の福利厚生制度で休養中でも生活に困るようなことがないようになっている場合も多いですが、中小企業では公的な社会保障制度歯科頼りにできないという場合がほとんどです。

また、中小企業では資金的にゆとりがないため、最新の設備やソフトウェアなどを導入することが難しく、昔の設備を長い期間使い続けざるを得ないことが多くあります。備品も不足しがちで、職場環境としては整っていないことがあります。

更に人手にも余裕がないため、バックアップ要因がほとんどおらず、有給休暇が取得しづらいということもあります。大企業であれば、人員にゆとりがある場合も多いほか、組織的にバックアップするシステムがある場合が多く、人が変わっても業務が進められるような仕組みができているため、休みやすいことが多いです。

中小企業のデメリット④
ワンマン社長が経営している場合がある

中小企業の場合には経営に対するけん制機能が働かないため、いわゆるワンマン社長が独善的な経営を行う場合があります。

もちろん意思決定が早く行えるという利点もあり、うまくいっている場合には企業が急成長を遂げることもありますが、ワンマン経営が悪い方向に作用すると、社内の雰囲気が悪くなってしま場合もあります。

中小企業のデメリット
まとめ

1.   知名度がなく信用力が低い

2.   雇用や賃金が不安定になり給料水準が低い

3.  福利厚生、設備、人手が不十分

4.  ワンマン社長が経営している場合がある

以上、4つが私の考える中小企業に勤めるデメリットです。

知名度がある企業でモチベーション高く働きたい人、たくさん給料が欲しい人、安定・安心を求める人には中小企業は向いていないと思います。

この記事を参考にしていただき、中小企業に勤めるか、大企業に勤めるか選択していただければと思います。