建設

電験三種の受験する時に知っておきたい試験範囲と特徴

おそらくこの記事を読んでいる方は、勉強の息抜きか、
電験3種を勉強しようと思うけど、勉強のやり方が良く分からないという方が
多いでしょう。では敵(電験3種)について、独学でどのように倒していくかに
ついて筆者の体験談も合わせながら、考えていきましょう。

試験科目

敵の種類は、理論、電力、機械、法規です。

全ての根本である理論

まずは、理論について説明していきます。

理論は大きく分けると、静電気、磁気、直流、交流、過渡現象、
半導体といった分野に分かれると思います。半導体は、原理が難しいので、最初は飛ばしてもいいです。

レベル的に一番簡単なのは、直流だと思います。
オームの法則など身近なものもあると思います。
直流回路の問題は、キルヒホフで解くことが有名なので、まずはそれで解けるようになりましよう。
そうすれば、「最悪キルヒホッフの法則で解けばいいんだよね」
という安心感が、試験中でも活きてくると思います。
また、キルヒホッフは電験全体の範囲でも肝心な部分を占めるので、
是非とも深く理解してください。静電気、磁気の分野は数学もかなり難しく、
よく理解できないことが多いと思います。

なので、クーロンの法則、電場(電界)と電位の違いと計算の方法、コンデンサー、自己リアクタンス、相互リアクタンス、電流と磁場(磁界)の関係、フレミングの法則、ファラデーの法則、がなんとなく分かればいいと思います。

この分野は交流を勉強するとスッキリする場合もあるので、
くよくよ悩まないで分からないことがあったとしても大胆に進んでいくという能力が求められます。
交流と過渡回路はかなり難しいと思いますが、理論をしっかり習得すれば、
最も得点源になりやすい分野だといえるでしょう。
これについては、高校の参考書や電気工事士の参考書も助けになるかもしれませんので、参考書を選ぶときも、電験の参考書だけを見るのではなく、もっと視野を広げると良いでしょう。

最後に、少し試験のテクニック的なものなのですが、過去問を見ればわかると思うのですが、半導体は選択問題になりやすいのである意味重要度が少しだけ低いです。なので、それをうまく活かして、半導体まで手が付けられないよ!といった方は、賭けになりますが、思い切って捨ててみるということも可能性としてはありです。

暗記が多い電力

次に、電力について説明していきます。主に、

1.水力発電、火力発電、原子力発電、新エネルギー発電といった発電方式についての問題

2.送電線や配電線といったどうやって電気を伝えるかといった問題

3.変電所や遮断機といったように、電気の大きさをうまく安価で安全に
調整するにはどうすればよいかといった問題

に分けることができます。特に2は理論分野の交流に3は機械分野の変圧器に関連しているので、そのようなことを意識してあげると勉強がすごく楽になるので、おすすめです!

 

1については、

水力発電はどのような方式で発電しているのか?

ダムからどのように水を得ているのか?

水車がもろくなる原因といわれるギャロッピング(拳をボキボキって鳴らすやつと実は原理的には同じです!)とは何か?

どうやって出力を計算するのか?

ベルヌーイの法則とは何か?

について勉強すればとりあえずは大丈夫です。

 

火力発電は、

どうやって発電しているのか?

効率を上げるためにどのような工夫がなされているのか?

環境問題はどのように対策しているのか?という風に物語風にやると良いです。

 

とりあえず水力発電と火力発電をしっかりと学習してください。

 

2については、さまざまな送電方式があるのでそれを理論分野と合わせて理解しつつ、
ベクトル図が書けるようになってください。
また、送電を含め電気を送るという場合は安全性だけではなく経済性といった面も重要になるということを覚えておいてください

3については、理論の交流回路や磁気、機械の変圧器といった分野と被るので、そこをしっかりやっておけば楽です。

 

最も範囲が広い機械

機械については、恐ろしく範囲が広いということが挙げられます。

中身をかなり大雑把に見てみると、回転機械、変圧器、照明、制御工学、半導体、通信理論とかなり広いです。

しかも、だいたいの参考書は、一番難しい回転機械を先頭に置いているので、初心者大体そこで挫折します。なので、これは一例ですが、

変圧器(理論、電力と被るから難易度がかなり下がったように思える)→照明(数式は簡単)→通信理論→制御工学(交流理論と関連しているから)→半導体(理論で学んだ知識が役に立つから)→回転機械の順に勉強していくと良いかもしれません。

また、動画での勉強もイメージを掻き立てるため役に立ちます。以下のサイトがおすすめです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=LW_jxKldiLk

このサイトでは、ただ勉強のためだけというよりも、理系教養や工学の教養が簡単に身につくので、おすすめです!
特に、独学で勉強しようという方は、確かに書籍だと効率は良いですが、一旦動画なども調べてみると面白いですよ!

 

なめていると足元をすくわれる法規

この分野は、実際に現場で働かないと分からない点も多いと思います。逆に現場で働いてるという方はかなり有利になるかと思います。

そうでない方にとってみればある意味一番厄介な科目かもしれません。

単純暗記に陥りやすいので、暗記が苦手な方はそうならないための工夫が必要です。なので、私自身は1番最後に勉強しました。

理由としては、まず、法律の語句の用語について十分に理解しなければなりません。

なので、まずは、理論、電力、機械を勉強することで、自分の知っている語句を増やすことで、法律を見てもすぐにアレルギーになって投げ出すということに陥らないように対策しました。それと、法規は参考書メインの勉強よりも過去問メインの勉強にしました。

やっぱり条文を読んでいるといつの間にか寝てしまっていたということがあったので、参考書でザット流し読みした後は、

「過去問を覚えるぞ!」

という気持ちで、10年分くらいの過去問を解きました。
これは、後のエネルギー管理士や電験2種でも役に立ったのですが、“法規は大体出る条文が決まっている”ということです。なので、参考書を眺めた後はとりあえず、過去問をやる!みたいな意気込みで行くといいかもしれません。

 

まとめ

参考書の順番どおりにやらなくてもよい! (自分にあった順序で)

書籍もいいが、動画や画像、インターネットといた情報も取り入れよう!(オンラインは無料なのにすごい教材であふれています!)

今後の勉強の方針を決めるために、初めは過去問を解かなくてもいいから見ておこう!(最悪、傾向分析だけでも調べてみて!)