建設

施工管理技師が派遣で働くメリットは何?正社員よりメリットがある!?

施工管理の派遣で働くメリットについて紹介していきたいと思います。

みなさんが派遣会社に対して持っているイメージはどのようなものでしょうか。

派遣は不安定ではないのか?

派遣は給料が低いのでは?

正社員の方が将来も安心できるし、何も派遣ではなくても?

と思っている人もいるかと思います。でもそんなに暗い現実ではありません。

建設業会において、施工管理職は人材不足のため、派遣でも安定して仕事があります。

派遣会社によっては給料も正社員並みにもらえる仕事もあります。

派遣会社に給料・勤務地・業務内容などを伝えれば、あなたの希望に近い派遣先を紹介してくれる可能性もあります。

また、派遣先で気に入られるとゼネコンなど大手建設会社に正社員で転職できることもあります。もちろんこれはあなたの経験値やスキル次第です。

未経験の状態で派遣されて、建設現場で施工管理として働いてもおそらくゼネコンの新入社員よりもらえないでしょう。

しかし、資格を持っていたりスキルがあればゼネコン正社員より多く給料をもらうことは可能です。

そして、派遣ですからサービス残業や過度な長時間労働はありません。

・ゼネコンの施工管理の派遣ってどんな感じなの?

・派遣の施工管理職で働くメリット

・業務以外の付き合い

 

ゼネコンの施工管理の派遣ってどんな感じなの?

よく世間一般で言われる「派遣」といえば、不安定で給料が低いイメージがあります。それは施工管理のような技術職の派遣ではなく、事務職や販売職などの一般派遣のことです。

みなさんが派遣に対してマイナスのイメージを持っている大きな理由は、2008年のリーマンショックのころに「派遣切り」という言葉がメディアで使われたり、同時期に派遣社員の不遇な待遇に対してをテーマにしたドラマや書籍は出版されたからだと思います。

確かにあの頃は印象は決して良いものではありませんでした。

「派遣」という働き方にネガティブなイメージを持つ人も多いと思いますが、施工管理職の派遣は安定しており給料も高いです。

施工管理の派遣職の中には、その人のスキル等にはよりますが、月給50万円以上の仕事もあり、決して給料が低いわけではありません。

ではなぜ施工管理の派遣職はこんなに待遇が良いのでしょうか。

これは単純な理由で、施工管理の圧倒的な人材不足だからです。これによって派遣でも施工管理職の給料は高くなっています。

平成28年に国土交通省が発表した「建設産業の現状と課題」によると、建設業界の就業者数は平成9年をピークに減少し続けています。

また、建設業界の就業者の高齢化も進んでおり、約330万人の就業者のうち78万人(約24%)が60歳以上のため、あと数年もすればさらに高齢化が進むでしょう。

一方、10代~20代の若手の就業者数は約36万人(約10%)しかいません。若手が本当に不足しているのです。

現在は特に2020年のオリンピックや2025年の大阪万博の急ピッチな建設で人材が不足している状況です。

その中でも施工管理職は貴重な存在であり人材不足が深刻です。

 

「貴重な存在」ということは希少価値が高いということですので、労働単価は当然上昇していきます。

そのため、施工管理は派遣でも給料が高いのです。

将来、建設人材が減少していくということは1人当たりの労働単価は上がっていくということです。

現在は深刻な施工管理の人材不足であるため、40代以上で施工管理の派遣で働く人もたくさんいます。

 

派遣であっても施工管理の需要は非常に高いです。

働きぶりが良ければ「〇〇さん、また来てほしいんだけど…」と、派遣先企業から指名がかかることもあります。

また、私が働いてた現場では派遣社員さんは、うちの会社の正社員になりたいという夢があるため非常に真剣に働いていました。

派遣は、まじめに働けばヘッドハンティングも視野に入れることはできて、次に繋がる職と言えます。

派遣であろうが、ゼネコンに正式に雇用されている正社員であろうが、業務スキルの高い人は生き残れます。

 

派遣の施工管理職で働くメリット

派遣社員のメリットについてご紹介したいと思います。

あなたにとって利点になる部分があれば、派遣という働き方を検討してみても良いかもしれませんね!

まずみなさんに念頭に置いて欲しいのは派遣といっても正社員ということです。
どういうことかと頭を悩ませるかもしれませんね。

派遣社員はあくまでゼネコン会社が現場に施工管理として派遣しているだけであって、その人自身は派遣している会社の正社員です。
なのでここで正社員と言ってるのです。

「派遣」というとどうしても「アルバイト」「契約社員」のようなイメージがありますが、あくまでも派遣元会社の正社員として雇用されます。

アルバイターやフリーターなどとは全く違い、きちんとした正社員として働くことができます。

正社員ですので社会保険にも加入できますし、会社の福利厚生も利用できます。

つまり、しっかり定義するなら、派遣社員にとって建設現場は「正社員としての籍を派遣元会社に置き、働くのは派遣先の現場」という意味です。

派遣である以上、派遣元と派遣先企業がきちんと契約を交わしているため、ゼネコンが現場の業務において、サービス残業やサービス休日出勤を強いることはできません。

派遣先が派遣社員にサービス残業やサービス休日出勤をさせたら契約違反になってしまいます。

一社専属の正社員さんだと、会社の意向次第ではどうしてもサービス残業やサービス休日出勤を容認しなければいけないことがあるでしょう。

ですが、派遣社員は派遣先の社員ではなく「派遣元企業から派遣されてきた人」ですから残業代や休日出勤のお給料は必ずもらえます。

労働時間も36協定できちんと決められているため、過度な長時間労働はありません。そして、今年の4月から「働き方改革」という法律が施行されたので法的制約も強固しました。

もし仮に、過度な長時間労働をさせた場合、派遣元企業が派遣を取りやめることがあります。

そのため、派遣で働く以上ブラックな現場はない、というかブラックにしたくてもできないのです。

派遣社員は法と契約でしっかりと守られている存在なのです。

自分が働いた分のお給料はすべてきちんともらえて、労働時間の上限があるのも派遣のメリットです。

 

業務以外の付き合い

派遣社員は、雇用先(給与をもらうところ)はあくまで、派遣している派遣会社なので現場の縛られたルールに従う必要はありません

もしあなたが、一社専属の建設会社の正社員である以上、業務以外にもやらなければいけないことがあります。

社内の人間関係

定例飲み会への参加

組合活動

先輩との上下関係・つきあい

など、業務以外の付き合いも多々あることでしょう。

もちろん、もっと現場の職員(ゼネコン社員)や職人さんたちと仲良くやりたいと思っていて飲み会等にも参加したいと考えているのであれば話は別です。その時は参加したらいいと思います。

派遣のメリットは、そうした正社員独特の業務以外にやらなければいけないことから解放されることです。

派遣先にもよりますが、派遣社員に優しい会社も多いです。

変に会社のつきあいに派遣社員を巻き込んで、派遣社員や派遣会社との関係を悪くするのは得策ではないのです。

ですので、純粋に施工管理の仕事に集中したい人には良い働き方です。

派遣会社に正社員で入社すると、希望の仕事の条件を聞かれます。

「転勤はできるだけない方がいい」

「休日出勤は少ない方がいい」

「過度な残業は避けたい」

「残業は多くてもいいから稼ぎたい」

など、自分の希望条件を派遣元に伝えることで、可能な限り自分の希望に近い派遣先を紹介してくれます。

自分の希望の働き方に近づけられるのは大きなメリットですね!

実は、自分の理想の働き方を追求したいと考え、「前職までは建設会社の施工管理だったが、激務で疲れてしまったので、派遣で無理なく働きたい」という理由で派遣会社に転職する人も多いです。

ただし、あまり条件を出しすぎると紹介してくれる派遣先の候補が減ってしまうので、ある程度の譲歩や妥協も必要です。

また、逆のパターンの人もいて、先ほど上述しましたが、派遣からゼネコンに入りたいと考えている場合においてもまずは派遣という雇用形態はまさに理想的だといえます。

派遣は「自分に合う会社を探す」に本当にぴったりだと思います。

特定の建設会社に正社員として就職すると、その会社の業務しかできません。

派遣であれば様々な建設会社の仕事に触れることができ、その中から自分に合う建設会社を見つけて転職していく人もいます。

ちょっと軽い言い方かもしれませんが「お試しで色々な会社の仕事ができる」というのは派遣の大きなメリットだと言えるでしょう。

 

まとめ

派遣社員は将来性がなく真っ暗な雇用形態ではないということ。

その例として、

・施工管理としての働き方は価値ある存在

・派遣からゼネコン入社も視野に入れることができる

・業務外の付き合いは避けることができる